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そもそも「曼荼羅」とは?
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「曼荼羅」は、マンダラと読み、元々は仏様の世界観を表したものです。
マンダラ(Mandala)には「本質を得る」「中心がある」という意味があります。
漢字の「曼荼羅」はサンスクリット語のマンダラという音に字を当てたもので、文字そのものには意味はありません。曼陀羅と書くこともあります。
いくつかの図形を組み合わせ、作り手の世界観が表現されたものを「マンダラ(Mandala)」「曼荼羅アート」と呼んでいます。
曼荼羅アートは、今では宗教を越えて様々な国・地方で描かれています。
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アーティストの大迫弘美です。
ペンで描く曼荼羅アートを始めて、2024年で7年目になります。
曼荼羅アートは紙とペンがあれば描けるので、お手軽に始められるアートとして年齢問わず人気があります。
また、描くことで自分自身を見つめなおす内観や瞑想ができ、セラピーにも使われています。
点や線を描く単純作業が日常の喧騒から切り離して、脳内はリセットされます。
そのスッキリ感が心地よく、夢中になり時間を忘れて没頭してしまう方も多いのではないでしょうか。
曼荼羅アートの沼にハマる(笑)と、たくさん描きたいという思いと同時に「思い通りに描きたい」という願望がでてきます。
ところがその想いとは裏腹に、インクがかすれたりして思い通りに描けないことも多々あります。
では、どうしたら思い通りに描けるようになるのでしょうか
このページでは、思い通りに描くための「ペンを上手に使うコツ」についてお伝えします。
参考になれば嬉しいです^^
まずは、文具メーカーのPILOTさんのサイトにインクがあるのに書けなくなる理由について「やってはいけない4つのこと」として掲載されていました。
コツ① ペン先への刺激を減らす
↑PILOTさんのサイトにも記載があるように、ペン先はとても繊細に作られています。
いつだったか、ワークショップで机を壊すような勢いで点を描く方がいらっしゃいましたが、そんなことをしたらペン先はすぐに壊れてしまいます。
カツカツカツと音が鳴るのはチカラの入れ過ぎです。
点を描くときは、「点を置く」と意識してみましょう。
また、線を描くときも力の入れ過ぎに気をつけましょう。
ボールペンはペン先のボールが回ってインクが出ます。
チカラが強いとボールが回転せずにインクがかすれる原因になります。
コツ② ペンの特徴を知る
ペンにはそれぞれの特徴があります。
ペン先の硬さや、インクの出方・粘度(さらっとしている、粘り気がある)などに違いがあります。
それによって、得意分野がある程度決まってきます。
点描が上手く描けるもの、丸を描けばインクが盛れるもの、インクの伸びが良く線が綺麗に描けるものなど、それぞれの得意分野を知ることが思い通りに描く第一歩になります。
コツ③ 自分の描き方を知る
同じペンを使っても、持ち方・姿勢・筆圧が違えば描かれ方が変わってきます。
立てて持つor斜めに持つことで、インクの出方を加減できます(立てて持つと濃くなる)。
ただし、斜め過ぎるとペン先を痛めることになるので加減が必要です。
また、手首だけでなく、脇を開けて肘から先の全部を使って描こうとすると長い線が書きやすくなります。
筆圧が強い方は、優しく描くよう練習するとよいでしょう。
ペンを上手に使う3つのコツ まとめ
コツ① ペン先への刺激を減らす
コツ② ペンの特徴を知る
コツ③ 自分の描き方を知る
これらを一言にすると、
ペンの品質 × 自分の資質(才能) となります。
ペンは元々文字を書くために作られいます(なかにはイラスト用のものもありますが)。
点や丸○を描くのは、ペンにとっては いわば業務外の仕事なのですね(笑)。
チカラ加減も含めていろいろ試しながら、ペンと自分自身のポテンシャルを引き出していくと さらに上手に描けるようになりますよ。
これらについて実践を交えて詳しく講座内でお伝えしています。
曼荼羅アートbasic講座①↓
ちょっとお得な まとめて講座(basic講座全4回分)↓
他にも講座いろいろ♪
次回は、紙とペンについてまとめますね。
「暮らしにArtを」
【作家:大迫弘美】
1969年生まれ。
アニマルメッセンジャー&アーティスト。
2011年からペットの気持ちを通訳するアニマルメッセンジャーとして活動開始。
2014年からはアーティストとして主に曼荼羅アートを制作するとともに、2018年からは講座を開講。丁寧な指導に国内外から受講者が集まる。
ワックスコード(蝋引き紐)を編み込むマクラメジュエリーは、2020年から本格的に制作を開始。繊細な編み目にファンが多い。