OpenHeart-Art

動物たちの言葉を届けるアニマルメッセンジャー&曼荼羅アーティスト

曼荼羅アートの描き方② - 紙とペンについて –

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そもそも「曼荼羅」とは?

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「曼荼羅」は、マンダラと読み、元々は仏様の世界観を表したものです。

マンダラ(Mandala)には「本質を得る」「中心がある」という意味があります。

漢字の「曼荼羅」はサンスクリット語のマンダラという音に字を当てたもので、文字そのものには意味はありません。曼陀羅と書くこともあります。

いくつかの図形を組み合わせ、作り手の世界観が表現されたものを「マンダラ(Mandala)」「曼荼羅アート」と呼んでいます。

曼荼羅アートは、今では宗教を越えて様々な国・地方で描かれています。

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アーティストの大迫弘美です。

ペンで描く曼荼羅アートを始めて、2025年で8年目に突入しました。

 

紙とペンがあれば描ける曼荼羅アートは、お手軽に始められて人気があります。

また、描く瞑想ともいわれていて、セラピーに使われることもあります。

 

では、実際に始めるには何を準備すればよいのでしょう。

今回は、紙とペンについてまとめますね。

 

この答えは率直に言って、「自分の好みでOK」です。

 

 

 

↑こちらは白画用紙にサインペンで描いています。

これもこれで楽しい♪

 

どんな曼荼羅アートが描きたいかは個々の好みなので、これでなくてはダメ!といったルールはありません。

 

ここでは、OpenHeart-Artで主に使っている紙とペンについてまとめますね。

ご参考になれば嬉しいです。

 

 

〇紙について

 

描いている紙は、黒画用紙です。

お勧めはケンラン。

表面がツルっとしていて描きやすく発色がいいのでビギナーからベテランさんまで使えます。

 

 

次のお勧めはNTラシャと上質紙。

上級者向けですが、ラシャはパステルがのるので、両方合わせて描きたい方はお勧めです。

 

また、描いた後にラインストーンを貼りたい場合は、厚めの紙をチョイスしましょう。

 

紙の色はお好きな色を選ぶと良いです。

ただ、黒など濃い色の紙には発色しないペンがあります。

白画用紙、カラー用紙、黒画用紙それぞれで発色の具合が違いますので、試し書きして相性の良いペンを見つけてみてくださいね。

 

 

〇ペンについて

 

ペンと一口に行ってもいろんな種類がありますよね。

私が使っているのは、
・ボールペン
・サインペン
・マーカーペン です。

そのなかでもボールペンとマーカーペンをメインに使っています。

 

メーカーさんもいろいろあります。

主なところでは、
・PILOT
・ぺんてる
・サクラクレパス
・三菱鉛筆  でしょうか。

各メーカーさんから様々なペンが出ています。

新商品や限定品も毎年多く発売されますが、一方で廃盤になることもあります。

制作活動を長く続けていくには、いろんなペンを使いこなしていくことが重要です。

このペンがなくなると描けない…とならないようにいろいろなペンを使っていきましょう。

 

ペンの形状には主に2つの種類があります。

ノック式とキャップ式です。

ざっくりいうと、ノック式はペン先が細めで、キャップ式は太めです。

細めと太めのペンを使い分けられると、曼荼羅アートに奥行きをだせたり色の濃淡(強弱)を表現したりすることができます。

 

補足として、ペンの保管方法についてお伝えします。

保管の仕方によっては、インクがあるのに書けなくなることがあります。ペンに合った保管をしましょう。

〇ペンの保管方法

 

・ボールペン:ペン先を下にむける、または横にして保管。ペン先はきちんとしまっておきましょう。

キャップ式のペンはペン先を上に向けてペン立てに入れていることがありますよね。
ペン先が上を向いているとインクが下がってしまいかけなくなることがあるのです。

・サインペン、マーカーペン:横向きに保管。キャップはきちんと閉めましょう。

詳しい保管方法は、各メーカーさんのホームページなどをご覧くださいね。

 

 

曼荼羅アート講座では、ペンについてさらに具体的にお伝えしています。

曼荼羅アートbasic講座①↓

ちょっとお得な まとめて講座(basic講座全4回分)↓

 

他にも講座いろいろ♪

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【作家:大迫弘美】

1969年生まれ。
アニマルメッセンジャー&アーティスト。

2011年からペットの気持ちを通訳するアニマルメッセンジャーとして活動開始。

2014年からはアーティストとして主に曼荼羅アートを制作するとともに、2018年からは講座を開講。丁寧な指導に国内外から受講者が集まる。

ワックスコード(蝋引き紐)を編み込むマクラメジュエリーは、2020年から本格的に制作を開始。繊細な編み目にファンが多い。